皆さんこんにちは。

今回のブログではE46 330ci カブリオレのオイル漏れ修理について書いていきたいと思います。

長距離ドライブに出掛けようとした矢先、走行中に何かが焦げたような臭いが車内に立ち込めるということで緊急入庫されました。

焦げ臭い臭いの原因を早速調べてみると、どうやらエンジンルームからきている模様。

ボンネットを開けてみると、エンジンオイルが焦げたような臭いが充満しています。

しかし、定番と言われているヘッドカバーガスケットやフィルターハウジングにはオイル滲みなどは見当たりません。

もしかしたらとヘッドカバーのカバーフードを開けて確認してみると(;゚Д゚)!!

プラグの差込みまでは浸透していないものの、エンジンオイルがヘッドカバーの溝に溜まっているのが発見されました。

奥の方を覗いてみると・・・溝に溜まったオイルが奥の方で溢れて垂れてます(;ーωー)

これが高熱のシリンダーケースなどに垂れて焦げてた訳ですね。

更にオイルの道筋をたどっていくと・・・、ビンゴ!!

ヘッドカバーを留めているキャップナットからオイルが滲んでいるのが確認できました。

このキャップナットにもガスケットと言われるラバーが付いていて、劣化等の理由で変形しそこから漏れが生じることがあります。

オイル漏れの個所が判明したのでヘッドカバーキャップナット交換作業を行います。

ヘッドカバーキャップナットからのオイル滲みは3カ所確認できたので3カ所全て交換となります。

これが取り外したキャップナットのガスケットになり、見た目では分かり難いですが指先で確認すると変形しているのが分かります。

キャップナット全てを交換したらウエス(布)で溝に溜まったオイルを綺麗に拭き取ります。

最後にエンジンオイル量を確認し今回のオイル漏れ修理の作業は完了です。

今回はオイル漏れの中でもちょっとマイナーな部類でしたが、長距離ドライブ前に大きな故障に発展する前に改善できて何よりでした。

皆さんも走行中に焦げ臭いなどの症状が出た場合は、無理に走行を続けずに最寄りのBMW専門店で点検してもらってくださいね。

私達は、長く快適なBMWライフを満喫いただくため、トレーニングを受けたメカニックがメンテナンスさせて頂きます。

他店でBMWをご購入された方でも「Tsutae’s Check Up」でBMWの診断をさせて頂きます。

つたえファクトリーでは、法定12ヵ月点検以上にBMW専用の点検項目を設けた「Tsutae’s Check Up」をご提供しております。この点検内容は、「即交換」「早期交換」「予備交換」と3段階に分けた診断書をお渡しし、今後のメンテナンス計画についてコスト面も踏まえながらメンテナンスさせて頂きます。

私達はBMWを身近に感じているパートナーとして、様々なご要望にお応えして参ります。

それでは皆さん、また次回のブログでお会いしましょう!!